つい最近、アメリカ国防総省がUFOなど未確認飛行物体の調査に2200万ドル(24億円)を投じていた事が米ニューヨーク・タイムズの記事で明らかになった。
ロシアや他の各国もUFOの極秘調査を行っていたり、アメリカの政治家や日本の政治家もUFOや宇宙人の存在を認めるかのような発言をしている。
UFOの正体
そんな中、現地時間2017年12月22日にロサンゼルス上空でUFOらしき物体が数多く目撃され話題となっている。
強く発光する光の点が空気を切り裂くように闇を突き進んでいく光景。
ネット上などでは、彗星ではないか?火球ではないか?はたまた北朝鮮のミサイルではないかと様々な憶測が飛び交っているようだ。
これまでにもUFOの目撃情報や写真や動画が投稿され話題になる事も多かったが中にはCGを使った合成なども存在した。
しかし今回の目撃情報は一人からの情報ではなく同時多発的に大勢の人から目撃されている事から作り物である可能性はゼロだ。
では果たしてこの未確認飛行物体はなんなのか?まずは動画をご覧ください。
彗星のようにも火球のようにもミサイルのようにも見える。
素人目にはこれが何かなんて全くわからないが、なんとこれはアメリカのベンチャー企業SpaceX社のファルコン9という商業用ロケットだったという事が後に明らかになった。
SpaceXとは
2002年に設立されたロケットや宇宙船の開発・打ち上げなどを行うアメリカの民間宇宙ベンチャー企業。商業用の衛星では大きなシェアを獲得している。
ファルコン9
SpaceX社によって開発された商業用の打ち上げロケット。2段式になっていてクラスとしては中型規模のロケットで2010年から運用が開始されている。
100億円掛かると言われている同規模ロケットと比べ安価に設計されており価格は約66億円という低コストを実現している。
ちなみにSpaceX社は低コストを実現させる為に打ち上げたロケットを地上に着陸させ回収するという技術も開発しており、その失敗集の動画を自ら公式にYoutubeにアップしている。こちらもおもしろいので是非ご覧ください。
コメントを書く